プリザーブドフラワーのお取り扱いについて

今日はプリザーブドフラワーのお取り扱いについて書かせていただきます。

よく「何年ぐらいもちますか?」ときかれます。
「置かれた環境にもよりますが、水分や湿気・紫外線(直射日光)を避けていただくと、1年から3年くらい良い状態でお楽しみいただけることが多いです。」とお答えします。
こちらは販売品ではありませんが、このオレンジ色のローズは、実は4年半前に展示会で使用したものを、先週アレンジし直して、今日撮影したものです。

プリザーブドフラワーは経年劣化で、次第に色あせたり、花びらが硬くなり切れやすくなります。もろくなると言うとわかりやすいかもしれません。

でも、このオレンジ色のローズは、4年半の時を経ても、まだまだ色鮮やかで瑞々しく、存在感のある美しさです。

私のお部屋に飾ってあるプリザーブドフラワーの中には、もっと古いものもありますが、綺麗な状態の物も多いです。(もちろん残念ながらそうでないものもあります。)

このオレンジ色のローズのお隣は新しいアッシュグレーというお色のローズなのですが、並べてみても違和感がありません。その素晴らしい品質に対して、お花を取り扱う者として、尊敬と感謝の気持ちを覚えます。

もちろん、オーダーいただいたりショップで販売するプリザーブドフラワーは、作り置き無し、すべてオーダーを受けてから、新しいプリザーブドフラワーでお作りしております。ご安心ください。

大量に製作・販売はできませんが、良質な素材を丁寧に扱わせていただいております。
これからも少しずつ、プリザーブドフラワーを長く楽しんでいただけるよう、お取り扱いのポイントなどもご紹介していきますね。